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コーヒーインストラクター2級満点!過去問・問題を振り返る

コーヒー

2023年春開催の第40回コーヒーインストラクター2級検定を夫婦で受験し、夫婦ともに合格しました。

勉強の成果もあり100点と95点が取れたので、その勉強方法とか試験内容、感想などを記録しておきたいと思います。

▽YouTubeでコーヒーインストラクター2級の対策問題および解説を公開中です

△総合問題集

△南米編

△中米編

△アフリカ編

△アジア編

コーヒーインストラクター2級検定の試験内容

コーヒーインストラクター2級検定の試験内容は以下になります。

  • 試験時間:60分(途中退出OK)
  • 試験内容:基本的なコーヒーの知識と鑑定技術
  • マークシート方式
  • 合格基準:実技と学科合わせて70点以上

問題数

問題数は実技が1問と学科が50問でした。配点は実技(カッピング)が10点で学科が90点。

50問の学科なので1問1点~2点の問題と思われます。

実技(カッピング)

試験が始まるとすぐにAとBの紙コップが配られ、カッピングの試験ができるようになります。今回はアラビカ種とカネフォラ種の飲み比べでした。

講習ではそのほかに、

  1. 水洗式と非水洗式
  2. 新しい(焙煎後1ヶ月以内)コーヒーと古い(焙煎後1年以上)コーヒー
  3. 浅煎りと深煎り

上記のようなカッピングをしていましたので、そのどれかが実技試験で出るようです。ただ、いろいろ体験談を見てみると今回のようにアラビカ種とカネフォラ種の飲み比べが一番出題頻度が高いです。

アラビカ種はコロンビアが出されました。

カネフォラ種はインドネシアでした

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学科(マークシート)

学科はマークシート方式で大問5つほど、各10問くらいでました。

たくさんの選択肢から正しい言葉を選ばせる問題や、この文章が正しければ1、間違っていれば2を選択しなさいといった問題がでました。

コーヒーインストラクター2級の具体的な問題内容

ではその具体的な問題をいくつか覚えている範囲で書いておきます。問題文は試験後回収されてしまうため、筆者の記憶によるものであることを了承願います。

こちらの動画でも解答ありで下記問題を扱っています!要チェックです
[問]正しいものは1、誤っているものは2をマークすること
  • コーヒーの成分は酸味成分の移動は速く、短時間で出きってしまう
  • コーヒー豆10gに140ccの湯はコーヒー豆20gに280ccの湯と比べると味はほぼ変わらない
  • リキッドコーヒーで乳固形分3%以上のものは「乳飲料」と表記される
  • 1つ穴のドリッパーよりも3つ穴のドリッパーのほうがよりお湯の注ぎ方に影響を受ける
  • モカポットは高温高圧(9気圧程度)により成分を瞬間的強制的に抽出する
  • ガスバリア性の高い包装で、冷凍保存したとしても経時変化は避けられない
  • 食べ物が健康や病気に与える影響を過大に評価すること、あるいは信じこむことをフードファディズムという
  • インスタントコーヒーの製法で、低温低圧にしたコーヒーエキスから昇華を利用して水分を取り除く製法をスプレードライという
[問]次の文章で正しいものを選べ
  • 焙煎後に生じるものは風味と[1水分 2カフェイン 3アミノ酸 4褐色色素]である
  • 浅煎りコーヒーと深煎りコーヒーではカフェイン量は[1.浅煎りコーヒーが多い 2.深煎りコーヒーが多い 3.ほぼ変わらない]
  • 炭焼きコーヒーは熱源に[1.100% 2.30%]炭を使用したものをいう
  • 焙煎豆の状態でブレンドするブレンド方法を[1プレミックス 2アフターミックス]という
  • PET入りコーヒーは[1レトルト殺菌 2高温短時間殺菌]され容器に充填される
  • コーヒーに[1アルカリ性 2酸性]の水を使用するとコーヒーの酸味を中和する
  • 温度が10度上がると反応速度は[1.2倍 2.10倍]になるので、高温は避けることが望ましい
[問]次の質問に合う国を地図の番号から選べ
  • コーヒーの起源とされている国
  • カネフォラ種の生産量が世界第1位の国
  • 非水洗式アラビカコーヒー豆の生産量が世界第1位の国
  • コーヒー豆の生産量が世界第1位の国
  • モカハラーの生産国
  • キリマンジャロの生産国
  • コーヒーの格付けがない国
  • クリスタルマウンテンの生産国
  • マンデリンの生産国
[問]次の文章で正しいものを選べ
  • [1アラビカ種 2カネフォラ種]は病気に強い
  • 世界で生産されるコーヒー豆の約[1.40% 2.60%]がアラビカ種である
  • カネフォラ種は[1自家受粉 2他家受粉]である
  • 豆の大きさで選別する方法を[1.スクリーン選別 2.比重選別]という
  • コーヒーは赤道をはさむ南北約[1.25度 2.15度]のコーヒーベルトと呼ばれる地域で栽培されている
  • 非水洗式の精選方法では乾燥方法は[1天日干しのみ 2機械乾燥のみ 3天日干しも機械乾燥も行う]である
  • コーヒーは乾期の[1終わり 2始まり]の雨を合図に開花し、その約[3.半年後 4.1年後]に収穫期を迎える

[問]次の等級使用した格付けを行う国名を語群1から、その格付け方法を語群2から選べ

  • エクセルソ・スプレモ、エクセルソ・UGQ
  • HG、PW
  • SHG、HG
  • SHB、HB
  • グレード1~グレード5

語群1[1.エルサルバドル 2.タンザニア 3.コロンビア 4.コスタリカ 5.タンザニア 6.ブラジル 7.エチオピア 8.メキシコ]

語群2[1.標高による 2.欠点数による 3.スクリーンサイズによる 4.スクリーンサイズと欠点数による]

コーヒーインストラクター2級の勉強方法・対策

私の勉強方法としては、

  • 過去問やりこみ
  • 地図作成
  • テキスト読み込み
  • 日々コーヒーを飲む

のような感じで対策をしていました。試験前2週間くらい前から、1日30分から1時間くらいを目安に勉強していました。

問題集(過去問)

「コーヒーインストラクター2級 過去問」で検索し、出てきた問題をひたすらやっていました。

とくに次のサイトの問題は毎日数回やっていました。風味問題はそこまで出ないと踏んでいたのでなんとなくでしたが、○×と格付け&選定方法は完ぺきにしました
関連サイトhttp://ookonakagami.kan-suke.com/

また、YouTubeでも問題を出してくださる方がいらっしゃいましたので、そちらも聞き流しながらやっていました。

コーヒーインストラクター2級対策問題および解説をYouTubeに公開しています。私の経験をもとに必要な知識と覚え方を詰め込みました。ぜひ参考にしてください!

△総合問題集

△南米編

△中米編

△アフリカ編

△アジア編

白地図作成

調べてみると、どうやら地図問題は必須ということがわかったので、アフリカ、アジア、南米、中米の地図をダウンロードして、国名と格付け方法、グレード名を書き込み、ビジュアル的に覚えるようにしました。

白地図は次のサイトでダウンロードしました
外部サイトhttps://www.freemap.jp/

テキスト読み込み

テキストを繰り返し何度も読みました。2級の出題範囲はテキスト140ページのうちの40ページくらいまでなので、1回読むのにそう時間はかかりませんでした。

カッピング対策

日々アラビカ種のコーヒーを淹れて味を確認しました。カネフォラ種はもっていなかったですが、近くのお店で出されたコーヒーがカネフォラ種だったので、カネフォラの味も忘れませんでした。

不安な方はネットで探せばアラビカもカネフォラも売っていますので、買って日々飲んでおくと安心です。

▼アラビカ▼

▼カネフォラ▼

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コーヒーインストラクター2級合格率

直近(第39回)のコーヒーインストラクター2級の合格率は94%(692人中648人合格)です。

コーヒーに関する基本的な問題が出されますし、マークシート式で2択問題が多いため相当合格率は高いです。

次のサイトで過去5年分の合格率を確認することができました。
外部サイトhttps://jqos.jp/minkan/coffeeInstructor#p03

コーヒーインストラクター2級の難易度

合格率が90%を超えているように難易度はやさしいでしょう。

100点を目指すのであれば、かなりの勉強をすべきだとは思いますが、合格の70点を超えるのは難しくはありません。

きちんと勉強をしていればあなたも合格できます。もちろん何も勉強しないで合格するのは難しいと思いますよ。

コーヒーインストラクター2級を取った感想

コーヒーを焙煎するのに専門的な資格は必要ありませんし、販売するのにも食品衛生責任者であれば問題ありません。

しかし、コーヒー屋として何も資格をもってないのはいかがなものかと個人的に感じていたので、今回無事にコーヒーインストラクター2級を合格できてよかったと思います。自分たちに自信が付きました。

また、実用的な面でいうと商品開発でコーヒーの飲み比べをたくさんしているときに夫婦でより深いコーヒーの話ができるようになりました。

コーヒーは味を調整できる要素がたくさんあるので、いろいろな面から自分たち好みかつお客様も満足するようなコーヒーを目指していけるのが楽しいです。

「コーヒーの資格を取ってみたい」と思ったときにまず最初にコーヒーインストラクター2級に挑戦するのはとてもおすすめですので、あなたも是非受験してみてください。

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