コーヒー豆は豆じゃない
コーヒー豆は「豆」と呼ばれていますが、実はマメ科の植物ではなく、リンドウ目アカネ科コーヒノキ属に分類される「コーヒーノキ」という植物です。
コーヒー豆になるのは、コーヒーチェリーと呼ばれる実の中にある2つの種子です。チェリーから果肉などを除去するとコーヒーの種(=コーヒー豆)の生豆(なままめ)となります。
生豆を焙煎することであなたが思い描く茶色いコーヒーができます
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コーヒーチェリーとは
コーヒーノキの実のことです。見た目がチェリーに似ているためこう呼ばれます。
コーヒーチェリーの断面は下の写真でわかります。実のほとんどが種で果肉は少ないですね。
コーヒーチェリーの構造
- シルバースキン…焙煎時にチャフとなってはがれる
- パーチメント(内果皮)…脱殻機で取り除く。米でいうところの玄米の部分
- ミューシレージ…果肉を取り除いた後に残るぬめり。甘みがある
コーヒーチェリーは赤色が多いですが、黄色くなる品種もあります。また、チェリー1つにつき種が向かい合って2つ入っているのが普通ですが、時々丸い生豆が1つだけ入っていることがあります。
通常の生豆をフラットビーンと呼び、丸い生豆をピーベリーといいます。
コーヒーチェリーは食べれる
コーヒーチェリーの果肉は熟すと糖度が高くとても甘くなります。しかし、果肉部分は少なく食用には不向きです。肥料などに使われています。
コーヒーチェリーの味
コーヒーチェリーは美味しい甘みがあります。良質なハネデューメロンの甘さに爽やかな酸味を加えたような味といわれます。
コーヒー豆の産地と特徴
コーヒーの主な産地は北緯25度~南緯25度の範囲にあたる熱帯・亜熱帯地域です。この地域を「コーヒーベルト」と呼びます。
年間を通して気温が高く、さらに標高が高い地域で水はけがよく、雨季があるなどの条件が必要です。
日本も沖縄や小笠原諸島はコーヒーベルトのギリギリ端っこに位置しているため、コーヒーの栽培がおこなわれているところもあります。
世界的な環境の変化により、栽培地域も少しずつ変化しているようです。
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